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政府や経団連がマイナンバーカードと保険証を一体化して目指す社会とは、自分が納めた税金や保険料を上回る公費を使う人々を、社会にとっての「お荷物」として切り捨てる社会です。

マイナンバーによって得られた個人情報、すなわち生育、学業、職業、国家資格の有無、病気や入院歴・投薬などの生活歴、図書館の貸し出し履歴、身体・精神の障害の有無や程度、家族状況、立ち寄り先…などの情報を一元的に管理して国民が詳細に分類されることになります。

そして、就労可能なのに就労していない者、就労の努力をしない生活保護受給者、完治の見込みのない病人、社会的負担が大きいと決めつけられた障がい者や高齢者などは「支援すべきでない人」という烙印(らくいん)が押されることになるのです。



▼マイナ保険証は国民皆保険制度を解体し「医療が必要な者」と「そうでない者」を選別します。戦時医療への転換=命の選別(トリアージ)を許してはなりません。

▼マイナ保険証は同時に、大増税と一体で情け容赦のない徴税、徴用・徴兵へと直結します。廃止を求めます。

マイナ保険証廃止署名

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マイナリーフウラ

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◆地域医療交流会とは
戦後革命の息吹の中、1950~52年、高槻市富田で、京都西陣で、八尾市西郡であいついで住民が立ち上がって診療所を建設しました。その3つの診療所の関係者・労働組合、共鳴する医療従事者によって、経済効率を重視して医療費をひたすら削ってきた国の医療政策に対し、命を大事にする現場から声を上げていこうと地域医療交流会は立ち上がりました。

「人間」を診るということは、地域住民の生活も、労働も、環境も、すべてを診るということ。患者や住民が動いてこそ、地域医療がどんどん進められてきた。そういう歴史を持った医療機関が、この地域医療交流会を構成しています。

地域医療交流会は2021年、「遺伝子ワクチンではなく公的医療の拡充を!」を求め、2度にわたって大阪府吉村知事への申し入れを行いました。また昨年4月6日、府庁前抗議行動と府庁包囲デモに立ち上がり、「労働組合を先頭に改憲・戦争と闘う!」「維新による民営化で医療が崩壊した。保健所・検査・公的医療の拡充を!」「ワクチンの強制に反対!」と訴えました。

9月21日には「国葬反対、知事の参列反対、弔意の強制を許さない」申入書を大阪府に提出し、府庁前での街頭宣伝とデモを行いました。戦争絶対反対!次はマイナカードの廃止に向けてともに行動しましょう。


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労働者市民のための医療福祉をさらに切り捨て、戦争に動員するためのマイナンバー・マイナ保険証に対し、多くの怒りや疑問の声が上がっています。署名運動を拡大し、廃止を勝ちとりましょう!